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うちわ

うちわは、奈良朝時代、中国から朝鮮を経て、日本に伝わり、高松塚古墳の壁画にみられるように、高貴な人々が涼をとるだけでなく、太陽の光や風塵を避けたり、顔を隠すために持ったといわれています。
江戸時代になりますと、各地で色々なうちわが盛んにつくられるようになりました。
「団扇」と書いて「うちわ」と読みますが、団は円形を表す文字といわれています。

京うちわ(都(みやこ)うちわ)


団扇面と把手が別に作られ、後から柄をつけた「差し柄」と呼ばれる作り方になっています。
京都で生産され都うちわとも呼ばれています。


丸柄うちわ(房州うちわ)


一本の細い竹(女竹)を割り裂いて、骨としそれに紙を貼ってうちわに仕立てます。
盆踊りによく似合ううちわです。 主に千葉県で生産されています。


平柄うちわ


板状に割った竹の先を割り裂いて、骨としそこに紙を貼ってうちわに仕立てます。
うなぎ屋さんの使っている渋うちわなどがその仲間になります。
主に四国で生産されています。